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ゴルフボールの基礎知識
皆さん。ゴルフをする時に使用するボールについてどの程度の知識があるでしょうか？
そもそもディスタンス系とかスピン系とか言われてるけど何が違うのか
よくわからないですよね。
筆者
とりあえず安いボールでも使っておけばいいよね。
なんて考えちゃいますね。
ボールに関しての知識を深めて自分に合うボールがどう言ったものなのかを考えてみましょう。
目次
ボールの規格
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ゴルフボール（公認球）はある程度平等にプレーするために規格が設けられています。
その規格は５項目定められており
- 重さ
- 直径
- 初速制限規則
- トータル飛距離規則
- 対称性
これらが厳しく定められています。では、それぞれの規格の数値を紹介していきましょう。
| 規格名 | 規格値 |
|---|---|
| 重さ | 45.93グラム（1.62オンス）以下 |
| 直径 | 42.67ミリ（1.68インチ）以上 |
| 初速制限規則 | 一定の条件下で規定された上限（※R&Aテスト内規）を 超えてはならない |
| トータル飛距離規制 | 『標準総合距離（R&Aテスト内規）』で定められた条件下でR&Aによって承認された機器のテストで、その規定された距離を超えてはならない |
| 対称性 | R&Aによって決められたテスト方法でボールの回転軸を２種類変えてテスト飛行を行い、その差が規定以内 |
※R&Aとはイギリスゴルフ協会のことである
※イギリスゴルフ協会（R&A）、アメリカゴルフ協会（USGA)、日本ゴルフ協会（JGA)では一定の
規格を設けており、プロトーナメントやアマチュアの公認協議では協会が
認めた公認球の使用が条件となっています。
では、この５項目をそれぞれ掘り下げていきましょう。
ボールの重さ
ボールの重さは45.93グラム（1.62オンス）以下が基準となっています。
基本的に重量は上限が決められてはいますが下限は定められていないのです。
これは重いボールのほうが初速が上がり、軽いボールよりも運動エネルギーは大きくなり、
遠くまで飛ぶためです。
初速がでるので飛距離がでます。
逆に軽ければ軽いほど力の伝達がよく、スピン量が増えるというメリットもあります。
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ボールの大きさ
ボールの大きさは42.67ミリ（1.68インチ）以上となっています。
大きさは下限が定められていますが上限はありません。
つまり小さいボールのほうが飛距離が出るということです。
小さいボールは大きいボールに比べ面積も減るため、空気抵抗も減ることから重さが
同等であれば、大きいボールよりも飛距離が出ます。
とはいえ、ボールが大きいほうがクラブの芯でとらえやすいこともあります。
そんな通常よりも大きいボールを紹介します。
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初速制限規則
ボールには初速制限規則が設けられています。
つまりボールの初速が速いほうが飛距離が出るので飛距離の制限をするために
設けられています。
ボールの初速とはクラブでインパクトした後に飛び出していく速さのことで、
ヘッドスピードが速くてもボールへのミート率が悪いと初速は上がりません。
初速は以下の計算式で計算されています。
ヘッドスピード×ミート率＝ボールの初速となっています。
ボール自体の初速が速く作られてしまうとヘッドスピードが遅かったり、
ミート率が悪くても飛距離が出てしまうといえます。
おまけ
余談ですがゴルフボールは表面にデコボコが施されていますよね。
あのデコボコのことをディンプルと呼びます。
ディンプルは通常300～400くらいが一般的な数字となっています。
ディンプルの数が少ないと空気抵抗が大きく受けて飛距離が出ません。
しかし、ディンプルの数がおおくても揚力が大きくなってボールが吹き上がり、
飛距離が出なくなりますのでボール選びの際の基準に少し足して考えて
みましょう。
ボールの硬さ
ボール選びの目安としてボールの硬さがあります。
このボールの硬さはプレイヤーのヘッドスピードの速さによって硬いほうがいいのか、
柔らかいほうがいいのか分かれてきます。
ヘッドスピードが速い人は硬いボールのほうが飛距離がでやすくなっています。
逆に遅い人は柔らかいボールのほうが飛距離が出やすくなっていますので
それぞれ自分のヘッドスピードがどの程度なのか把握しておきましょう。
ドライバーを使用したときのヘッドスピードと飛距離の目安を下に示しておきます。
| ヘッドスピード | ドライバー飛距離 | 対象ゴルファー |
|---|---|---|
| 48ｍ/S以上 | 280ヤード | プロのハードヒッター |
| 43～48ｍ/ｓ未満 | 240ヤード | アマチュアのハードヒッター |
| 38～43ｍ/ｓ未満 | 200ヤード | 一般ゴルファー |
| 33～38ｍ/ｓ未満 | 180ヤード | シニアゴルファー |
| 33ｍ/ｓ未満 | 150ヤード | 女性ゴルファー |
まとめ
ここまでゴルフボールについての基本的な知識を紹介してきました。
ゴルフボールを選ぶ際の基準にそれぞれの項目がなるのではないでしょうか。
1打でも少なく回れるようにゴルフボールも考えて使ってみましょう。
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